爽やかな五月晴れが続き、寒からず暑からずのよい季節がやってきました。暦の上では「立夏」ということで夏が始まります。新茶や新緑など様々な風物詩にも目を向け楽しんでまいりましょう。
七年前より、新卒で入社する社員とそのご家族を対象に入社前説明会として、木輪という会社がどのような会社なのかをお話しする機会を設けています。 まだ、社会に出たことのない新卒の方、そしてそのご家族の方はこれからの社会人生活に不安を抱いていることであろうという思いからはじめました。 今年は残念ながら該当者はいませんでしたが、会社が大事にしていることや考え方、取り組みや普段の様子などを事前に伝えることで、安心して入社していただきたいと考えています。
それと同時にこの入社説明会には重要な役割があります。
それは、私自身がこれから預かる新入社員を大切にし、「幸せな方向へ導いていくぞ」という決意をご家族の前で誓うということです。 毎年、身の引き締まる思いで新入社員の実家を訪問しています。その新入社員の育った環境を知るきっかけにもなり、私の社員に対する思い入れが一層強くなります。 このような取り組みを始めてから新入社員だけでなく既存の社員に対しても一人ひとり「大切にしなければならない」という思いが強くなってきたような気がします。 これまで七年間で十名の新卒の社員にこれらの取り組みをしてきました。そこから感じることは、わが子に対して「一人前の社会人として育てなければ」という思いとよく似ているということです。
わが子に対しては「健康に育ってほしい」「幸せになってほしい」「社会に役立つ人になってほしい」と切に願います。そのためには私自身が一生懸命働き、食事や住まい、教育のための原資を稼ぎ、手間を惜しんではならないという気持ちがあります。また、わが子が道を踏み外しそうになった時、悩んでいる時には親身になって回避させたいと考え、病気やケガをした時には身代りになりたいという気持ちにもなります。
わが子に対する父としての役割を果たすことと同様に、社員に対しても社長として自分ができる精一杯の役割を果たすことが「責任感」であると思いました。
これからも、自分に与えられた環境(境遇)を受け入れ、果たすべき役割(任務)は何かと考え、手間を惜しまず努めていこうと思います。